航時機

昔のことを思い出しつつ気の向くままに書いてます。

シャンプーと広告の話。

 

ちいたむです。

体調不良があまりに続き病院に行ったら採血されただけで薬がもらえませんでした。

不調の原因は一体なんなんでしょうねえ。

 

わざわざ会社来たけど、やること終わっちゃったので

この通り、暇、といわけですね。は〜

とっとと帰りたいです。

 

 

***

 

昨日からYoutubeで見つけた古いCMを見てます。

古いCMって、大人向けなのにめちゃめちゃ子供騙しみたいなの。

 

おしゃれ感がないってわけじゃないんだけど

すごくシンプル。これでもの売れるの?と思ってしまうくらい。

 

せいぜい80年代くらいまでの傾向なのかなと思ってたら

90年代後半でも同じようなもんだった。

そのぐらいになると、ちょっとおしゃれなのも増えてくるけどね。

 

田舎の子供なんてさ、キラキラしたものが側にないから

憧れるのはテレビの世界ぐらい。

だからわたしも、小さい頃はいろんなCMに影響された。

 

プロア●ティブも使ったし(笑)

子供向けの商材って本当ズルいなあって思う。

だってまだ子供だもん、そんなの信じちゃうじゃない?

結局全然ニキビは治らなかったよ〜。

 

そんなわたしが今でもよく覚えてる、

CMを見てどうしても欲しくなった商品。

それは、ハーバルエッセンスでした。

 

パッケージが大人っぽくて綺麗な感じで

CMには外人さんが出ていて

今思えばなんでそんなに憧れたかわからないんだけど

「なんだかすごく良さそう」だと思ったのです。

 

周りの女の子もみんな買ってた。

どの匂い使ってるか話したりしてさ。

もちろんわたしもその輪に混ざって話してた。

 

でも、クラスの女の子がみんな買ってもらえるわけじゃない。

うちの小学校には団地から通う子もいて

その中にはシングルマザーの家庭がいくつかあった。

 

そのうちの一人は、ずっとメリ●トを使ってると言っていた。

小さい頃からずっと。

パンテーンが流行った時も、メリ●トを使ってると言ってた気がする。

 

そんな彼女が、ハーバルエッセンスを買ってもらった話をしていたんですよ。

ものすごく衝撃だった。

大変な家庭で、いつもメリ●トを使っている彼女がどうしても欲しがるくらい

強い影響を与えたんだって。

 

 

その子にとってはたぶん、すごく大きな喜びだったと思う。

わたしは正直彼女が好きではなかったけど

よかったねと、素直に思えた。

 

***

 

昨今、広告は物議を醸してばかり。

 

現代人は情報慣れしていて、

以前と同じようなストレートな広告には誰一人見向きもしない。

 

だからこそ、攻めたものを、攻めたものをと技巧をこらして

視野が狭くなっていって何かを傷つけてしまうんだろうね。

 

 

時間に追われて「面白いもの」ばかり見るんじゃなくて、

シンプルなものも受け取る余裕のある社会に戻ってほしいなあと思う。

 

 

これ書いて知ったんだけど、ハーバルエッセンスってまだ売ってるんだね。

びっくり。てっきり終売してるのかと思ってたよ。

 

 

ちょっと切ないお話でございました。

 

 

ちいたむ拝

神は神のままでいるべきだ。

 

こんにちは。ちいたむです。

暇です。仕事なくなったら帰れればいいのにね。

 

最近はもっぱら読書にお熱です。

書店で2冊くらい買ってはすぐに読み切っています。

何も考えないでiDで買ってるけど、次の請求大丈夫か?

 

では本題。

 

***

 

わたしの好きな作家の一人にコンビニ人間村田沙耶香さんがいます。

小説に限らず創作って、多少ヤバいぶったもん勝ちというところがある気がすると個人的に思っているのですが、彼女の場合は根本的に狂っている感じがするんですよね。

 

突拍子もない設定なら常人に思いつかないこともないけれど、登場人物の様子やら思想がおかしい(褒め言葉)ので、本当に狂ってるんだと思う(褒め言葉)。ウィキペディアによると、有名作家から「クレイジー沙耶香」と呼ばれているらしい。

 

そのあとに言うのもなんなんだけど、そのおかしさが自分に通ずるところがあってめちゃめちゃ共感することがある。

わたしはよく普通について悩んで哲学しているんだけど、村田さんも普通に苦しんだろうなってよくわかる内容が多い。

 

コンビニ人間は、変わった主人公がマニュアルを通して普通になった気になっている。普通という概念に悩んでいなければこんなこと書かないよなっていうのは、普通に悩んでいる人間だから切実に感じられた。

 

今回は村田さんの紹介ではないのでこの辺にとどめておくんだけど、ああこの人、なんてわたしと似たようなヤバさを抱えているんだろう!もっとこの人のことが知りたい!と思って、いつもは絶対読まないエッセイを買ってしまったんですよ。

 

テーマはアラサー女子の悩み。婚活、産むか産まないか、シワが増えてきた、無理がきかなくなった、華美な服が似合わなくなってきた…というある時期女性にいっぺんに降りかかる憂鬱が詰まった読んでて辛くなる作品だった。

 

わたしはどこか村田さんに、わたしと同じような苦しみを持って生きていることを期待していたのかもしれない。でも本を読む限り、この人わたしよりうまく普通してるじゃねえか!という気持ちになってしまって…嫌いになったわけではないんだけど、なんか萎えてしまったんです。絶対この人の方がおかしいのに…(褒め言葉)

 

なんか魔法が解けちゃったみたいな。彼女の作り出す世界感に埋もれてたのに、バックボーンが見えることで舞台の裏側が透けちゃったようで。

人形劇の操り師が見えちゃったら、それは人形劇じゃなくて、操り師の所業になっちゃうでしょ。わたしは人形劇が見たいから、操り師は見たくないんだよね。

 

最近は神がハイタッチしてくれたり、お話してくれたりするらしい。でも、神は神だ。自分の土俵に下げるものではない。作家に関する情報なんて性別と出身大学くらいで十分。

 

わたしは神を地に落としてしまった。そもそも、神に親近感を覚える方が失礼だ。

 

小説って、テーマがあって、伝えたいことがあって、それをいろんな世界を通して伝えるから、自分の経験とか思考がいくらかは反映される。

エッセイを読むということは、その人のネタ帳を盗み見るようなことで、わたしは「ああこれはあそこで語っていた設定だな」なんて思っちゃうから物語に全く集中できなくなる。

 

エッセイが悪いわけじゃない。わたしがエッセイを読むべきではないだけ。

 

神は神のままでいた方が、もっと神を崇められる。そっちの方がアブナイ思想なのかな。裏側を知ること、知りたいと思うことが普通なんだろうか。

 

また普通とかどうとかいうお話になっちゃいそうなのでこの辺にとどめておきます。

 

とりあえず、村田沙耶香さんの本はとても面白いのでぜひ読んでください。

 

 

ちいたむ拝

 

わたしが恋愛できない理由がわかったかもしれない

ちいたむです。

 

絶賛仕事で嫌なことがあってブチギレています。

本当に本当に許せない。いつも割りを食うのは我々弱者ですよ…

ったくね。サイコパスばっかりで気が狂うわ!

 

わたしが仕事で一番許せないのは「自分の仕事が全て無駄になる」ということです。

例えば、「●●のデータ無くなっちゃった!イチから作って!」と言われたとする。

どうにかこうにか模索しながら完成したあと

「ファイル見つかった!ごめんね♡」とか言われたとしましょう。

これ、許せます?

 

わたしは絶対に許せないんですよ。

他の仕事もあるなか一生懸命作って、

なんなら前のものよりも良い出来を目指してやったのにどういうこっちゃと。

 

それを作るまでにあれこれ起こった出来事…

悩んで、作り変えて、その過程が全部無駄になるのが本当に許せないんですよ。

 

***

 

で、タイトルに戻ります、「なぜ恋愛できないのか」。

 

もちろん、好きになれる人がほぼいない上に好きになれる人は大体結婚している

というのはあるのですが、

「自分のしたことが無駄になるのが嫌だ」という精神のせいでもあるのかなと。

 

その人のためにおしゃれをしたりダイエットをしたりメイクを変えたり

デートに誘ったりなんだりしてフラれたら悲しいじゃないですか。

 

 

恋愛の達人みたいな人は簡単に

「それで綺麗になったんだからもっといい男探せ!」とかいうんだけど

 

あれこれ頑張ったのは「その人と付き合う」という目標のためだったわけで

それを次の糧にしろというのは違うの

目標のために頑張ったことが無駄になるのが嫌なわけ

 

だから恋愛苦手なんだろうね。

 

そもそもフラれること前提なのもダメなんでしょう。

自分に自信がなく、リスクを取るのが嫌いという性格も手伝って

まず誰かにアプローチしようとは思えない。

 

婚活パーティみたいなのであまりにも収穫がなかったら

tinkoder(tinko=脳みたいな人がたくさんいるのでtinderのことをtinkoderと呼んでいます)をやってみたんだけど

 

わたしはバカなのでそいつがヤリモクかどうかわからん。

会ったとして、向こうにないと判断された場合に

それまでのやりとりが無に帰すのも嫌。

 

とにかく、面倒な「やりとり」が無駄になるのが本当に嫌なの。

基本的にLINEとかも好きじゃないから、かなり苦痛で。

でも、合うか合わないかってやりとりしてみないとわからんし

「とりあえず会お♪」とか言ってるやつ、絶対ヤリモクだと思っちゃうもん

 

めんどくさいメッセージを男が続けるのは

tinkoを入れるためでもあるんだろうから、

真面目なやつとそうでないやつの判断がつかない!

 

そういうさまざまな思考を繰り返した結果

「クソめんどくせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

となって、誰とも会わずにアカウントを消しました。

 

メンヘラすぎる。

 

あとね、わたし写真うつりが死ぬほど良すぎるので

期待してきてみたらえ…みたいに思われることが多いみたいで

それで悲しい思いしたことが結構あるんですよ…

だから嫌になるというのはあります

 

トラウマの多い人生!!!!!!!!

 

そんなわたしはどうやったら恋愛できるんだろうか…

人にアプローチされるしかないね。

アプローチされるような見た目になるように頑張りましょう。

 

…と、114514回ぐらい言ってますけどなかなかね!!!!!!

 

 

あんまり関係ないけど、最後にお伝えします。

マッチングアプリにはリアルではモテない人が存在しているため

イケメンの男性は身長が低い率が極めて高いです。お気をつけください。

 

以上!!!!!!!!

 

このブログのテーマ懐古なんだけど、あんまり懐古してないや。

まあいいか。駄文でした。

 

南無三。たむを。