航時機

昔のことを思い出しつつ気の向くままに書いてます。

何が人を大人にさせるのか

 

新年あけまして初記事となります。

本年もよろしくお願い致します…っていうほど、

去年たくさん記事を書いてきたわけではないのですがね。

 

気持ち新たに始められるよう、

ブログデザインなども変えてみました。

プロフィールつけてみたり、カテゴリ加えてみたりしたので

興味のある人はぽちぽちしてみて頂けると嬉しいです。

 

 

というわけで本論に入りましょうかと…

 

 

この時期になると、というか、何か行事にかこつけて

「○○で嬉しくなくなるなんて、俺も大人になったなぁ」

「昔は○○になるとすごい楽しみだったのに…私ももう子供じゃないんだね」

というような人たちがいる。

 

私は、このような方々がどうにもこうにも解せないのだ。

 

確かに、子どものころはなんの行事も新鮮な気持ちで楽しめた。

クリスマスにはプレゼントを楽しみにしたし、

早く誕生日が来ないかと心待ちにした。

お正月に家族そろってお雑煮を食べることも、

夏休みに祖父母の家で線香花火をすることも…

 

年を重ねればそれらが当たり前になってしまうことは避けようがない。

しかしながら、それらを楽しみにできないのは、

本当に大人になったから、それだけなのだろうか。

 

一つ一つの出来事を楽しみにできなくなったのはきっと、

それ以外の楽しみを知ってしまったから、

子どもの頃より広い世界を手に入れたからだろう。

 

行事で盛り上がるパリピなるものも存在してはいるが、

行事がなくても、友人と集まって何かすることはできるし、

自分の欲しいものは自分で買うこともできる。

プレゼントやおこづかいを貰える日を心待ちにする必要はない。

(給料日が心待ちなのは大人も子どもも一緒だけどね!)

 

変化してしまった自分を見つめ、当時を思い出しノスタルジーに浸るのが好きな人には

特に何を言うこともないのだけれど、

もし本当に、またあの頃のように楽しみたいと思っているのならば

自発的にそうすればいいじゃないか。

 

もう受動的でいるだけの存在ではないのだから、

自らの思いを変えてみたり、何かを企画する必要性がある。

 

年はどうやったって重ねられてしまうし、体もどんどん大人になって老いていくけど

精神だけは、どうにだってすることはできると思う。

 

私はいつまでも子どもでいたい。

子どものまま、大人になりたいと思っている。

 

理由は色々あるけれど、一番は、

東京に出て、社会を広げて、色々な大人…いろんな人に会ってきて、

子どものように何事も楽しんでいる人がとても輝いていると思ったから。

 

一緒にいるだけで楽しいのに、色々学ばせられて、

やっぱり子どもだけど大人なんだと感じる、そんな人に憧れる。

 

子どもでいられる人は限られている存在だけど

思いさえ変わらなければ、どんな立場の人もそういられる気がする。

 

いい年こいてしっかりしない、ダメな大人になれということではなく、

自分の今あるスキルだとか力をうまく利用して

子どものように人生を楽しめたらいいなと、私はそう思うのです。

 

思えば子供の頃って、狭い環境で、少ない道具を使って工夫して遊んでた。

自分が楽しくなるために頑張ってたんだよね、気づかない間に。

 

大人になって、「大人になっちまった」と思ってた頃にやっと気づいた。

 

楽しくなるにはやっぱり、自発的じゃなきゃいけない。

 

保守的になった時、ただ受動的に生きるようになったとき

人は大人になってしまうんじゃないでしょうか。

 

いつまでも自発的に、何事も楽しめるような人間になれるよう、

今年も色々企画していければいいなぁと、自分に言い聞かせて、

このブログを閉じようと思います。

 

同時に自分のダメな子ども精神を少しずつ直していければと…

 

 

色々と、今年に向けての目標はございますがまず一つ目!

追って少しずつ書いていければよいです。