すずめ
うちの家族はじいちゃん以外全員働いているので
私が帰ってこようと、東京に戻ろうと、
関係なく、日々を過ごしている。
父は夜中のシフトやら朝のシフトやら色々で
弟は長時間勤務なので、
寝て起きて、もう1回会えることは少ない。
今日は、ママとだけ話して、じゃあねって言われて、
電車の時間までぼんやり過ごしていた。
ちょっと前まではこんな感じじゃなかったんだけど
最近ではこれが当たり前で
格別寂しいと思ったことはないんだけど、
心に余裕がなくて、じいちゃんに将来の話とかされたときに
ちょっとだけ当たってしまったので
やっぱり寂しさ感じてるのかもしれない。
駅まで送ってもらうのにじいちゃんに車を出してもらう。
乗り込む前に相棒を見て、センチメンタルになっていたので
ふと庭に目をやって眺めてみた。
昔庭に傷ついたすずめが横たわってて
じいちゃんと弟と看病したことがあった。
たいそうなことはしてない。
たぶん、じいちゃんが包帯巻いたとかそんなところ。
結局そのすずめは助からなくて庭の木の下に埋めた。
私は生き物を飼ったことはなかったし、
当時は、死んじゃったんだ、くらいにしか思わなかった。
たぶん、治る姿を想像できなかったから、
素直に死を受け入れたんだろうね。
特に深いエピソードというわけでもないんだけど
ふわりと思い出したその出来事に
なんとなしの悲しさと、懐かしさを感じたのでした。
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ブログの方向性に悩んでいたけど、
読み物的に読めるようなちょっとした懐かしいことなんかを
つらつらと書いていこうとおもいました。
あんまり鬱々としたことを書いてると
つらくなってくるからねぇ。
FBに書いたらうわぁすごいポエムってるとか
言われちゃうようなことを
恥ずかしげもなくつづっていこう。