航時機

昔のことを思い出しつつ気の向くままに書いてます。

キテレツ大百科 101話~106話 レビューまとめ

 

ちいたむです。すごく久しぶりにブログを書きます。

tumblrはちょこちょこ更新してたんですけどね。

キテレツアニメがつらくて見られなくなったので…()

 

 

さつきちゃんの登場でブタゴリラとトンガリの仲が少々変化していくんですよね。

後期になると。

もちろん、これまでもブタゴリラにはタイちゃんがいたし、

トンガリもいろんな女の子のおしりをおっかけてるけれど

それとはちがうんですよね…

 

もう少し心が落ち着いたら見進めます。

この辺になってくると、毎週テレビの再放送で見てたので

割とすんなり最後まで行っちゃいそうです。

(最終回だけは絶対に見ないけど)

 

※注意

このレビューは腐女子の偏見がベースに描かれているため

少々激しい感情が含まれることがあります。

こういう見方もあるのだなぁというくらいに思っておいてください。

 

 

***

 

第101話 真夏の花博で大百科外伝をみつけ出せ!

評価 ★★★★★

 

なんともキテレツらしい名作です。

夏休み…珍しくキテレツの家族が親戚のところに行こうとするのを

嗅ぎつけた三人がコロ助を脅し、なんやかんやあってみんなで行くことに

 

その先で、キテレツ斎様が残したメッセージを目にする…

「悪人の手に渡ったら大変だから焼き捨ててくれ」

該当のものは骨董屋さんに売っちゃったというおじさん。まったくである。

 

なんやかんやあり、やっぱり悪人の手に渡っていて

大阪まで飛んで行って悪人を探し、危険な目に遭いながら、最後は奪い返すことに成功。

 

そこそこ命の危機に瀕し、ちゃんと丸く収まる綺麗なお話です。

中身が気になりつつも、最後はしっかり焼き捨てるキテレツの心の綺麗さ…

素晴らしいお人です…

 

このころ、花博というのをやっていたのですね。

開催されたのは90年だそうで、このアニメの初回放映は90年の8月19日。

長期間放映されたアニメならではの時事ネタは、本当に貴重だと思います。

 

わたしよりちょっと上の人たちは大袈裟だと思うかもしれないけれど

アニメをきっかけに当時をを紐解いていけるのって、すごく楽しいものなのですよね。

番組の新陳代謝(?)が激しい昨今ではあまり見られませんが…

時事ネタがあるとしたら、サザエさんくらい?

キテレツの後番組のこち亀なら、似たようなことをやってたかもしれないですね。

終わっちゃったけど。

 

 

第102話 夏の海でかわいそうなバナナがSOS !

評価 ★★★★☆

 

別に☆3つでもいいような気がするのですが、

誰も傷つかないし、コロ助のあったかさがよいので4つにしました。

 

バナナなんて食べないよ!と話すトンガリ

そして、バナナを大量に買い占めていく美女。

話の流れで仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、

八百八で買い占めしていく客それなりにいて笑う。

 

みんなでパパの会社の保養所にいくのだけど

亀甲船で行ったら遭難、そしてサルのバナナに出会います。

 

弱くていじめられっこだったバナナと心を通わせるコロ助

二人の別れのシーンは感動です。

ほんとに、コロ助は動物大好きねえ。

 

 

第103話 宿題があぶない! 8月32日を作ろう!!

評価 ★★★★★

 

これは殿堂入りかもしれない。

社会色の強いネタですが、とてもよくできていて嫌味がない。

わたしが教師だったら間違いなく、授業の時間で見せる回です。

もし、これを見ている中に小学校の先生がいたらぜひ見せてあげてほしいです…

総合学習や社会の時間にめちゃめちゃ適しています。

 

こんなにいい話がたくさんなのにブルーレイになっていないし

ほんともったいない!!

小学生の学習用としていくらか話をピックアップして販売してもいいと思うよ…

藤子プロさん…頑張ってください…

 

と、まあ話はそれましたが、

遊びすぎて宿題が終わらないから過去に行ってしよう!となり

家庭教師役の勉三をひきつれて過去に行く一行。

テレビをつけると、凶悪犯として勉三さんの顔がうつされてて…(笑)

 

という全然関係ない話もありながら、実はこの村、ダムで沈んでしまいます。

東京から来たというと、いきなり村の子供たちに殴りかかられる男子たち。

ブタゴリラが拳で抵抗するけど、村の男の子に吹っ飛ばされて野菜畑に落ちます。

そこでトマトを見て感動…和解することに。

 

基本みよ子には否定的なわたしですが、

村を離れるときに言い放つ「こんなにきれいな村にサヨナラは言わない方がいい」

というセリフは結構好きです。

 

そして、村での体験を自由研究にまとめる4人。

蛇口から水を飲んだあとのコロ助のセリフに涙せずにはいられない。

 

 

第104話 リーンリーン! こちら鈴虫ロックバンド

評価 ★★★☆☆

 

ブタゴリラとキテレツのBL表現にドン引きする回です。

今のオタクが見たら絶対に下ネタだって騒ぎ立てるから!!

何度見てもビビるし、テレ顔のキテレツが可愛すぎて死ぬ。

 

こんだけいいところがあっても、

ブタゴリラのお騒がせに疲れてしまうので☆3つ。

 

あと、勉三がポンコツ

まったくもう…いい大人が何をやってるんだか…

話自体はフツーだけど、キテレツが可愛くてかっこいいです。

 

 

第105話 お祭りの天才 コロ助と笛吹き勉ちゃん!

評価 ★★★☆☆

 

でたーーーーー勉三謎の特技回

●●ベンちゃんというワード、何度聞いたことか!!

超個人的な話で申し訳ございませんが、

お祭りばやしは吹けないけど、わたしもリコーダーが得意です。

 

コロ助の謎の気遣いが裏目に出るのと、

ブタゴリラがほんと性格わるいので話としては☆3つ。

でも、フツーに楽しく見られます。

 

 

第106話 コロ助 真っ青! チョンマゲを切られる!?

評価 ★★☆☆☆

 

本当に本当にトンガリが恐ろしい回です。

ブタトン及びトンブタを推している方にとっては

ある意味最高の回。

 

八百八と勉三が子供たちを引率し、キノコ狩りに来た一行。

 

俺は八百八の跡取りだから~と威張っていたのに、

毒キノコばかりとってしまうブタゴリラ

キテレツの発明でたくさんキノコを見つけていたコロ助

それぞれ八百八の跡取り、ちょんまげをかけてキノコ見つけ勝負をします。

 

コロ助は、困っていたタヌキを助けたお礼にマイタケを発見!

ブタゴリラはプライドがずったずたに。

「友達ならなんとかしろよ!」とトンガリに無茶な注文をするブタゴリラ

 

そして次の日…コロ助はカキ泥棒として摘発され木につるされます…

走れメロスのごとく証拠を探しに行く一向。

コロ助を陥れるためにトンガリが仕掛けたことだったことがわかります。

 

ブタゴリラが八百八の跡継ぎをかけて戦って…

コロ助に負けたから…なんとかしてあげたくて…

 

トンガリブタゴリラのために、コロ助の評判を落としたかったのです。

 

いやいやいやいやいやいやいや、冷静におかしいでしょ

いくらなんでもブタゴリラのためにそこまでやる?

ヤバいって、じゃあトンガリお前はブタゴリラが殺せっていたら殺すのか

死ねって言ったら死ぬのか?!そのレベルですよ

 

ふつうにトンガリの性格が悪くて胸糞というのもあるけど

ブタゴリラへの想いが常軌を逸してて怖い。

いや、BLなら萌えるかもしれない、シチュエーションによっては

だから、ブタトンはすごいんですよ…

共依存とか、一方がもう一方のために手段を択ばないタイプのBLが好きな方は

必見の回でございます。

 

こんなに愛し合ってたのに、後期のトンガリおかしいよやっぱり

さつきちゃんなんかの登場で変わるほどの想いだとは思えない

公式との解釈違いつらいな~~~~

 

***

 

なんかクソ長くなっちゃったので(3000文字くらい)

キリ悪いのですがここでいったん打ち止めにします。

今回は良回が続いたのでしょうがないね…

 

以上!また次回よろしくお願いします。

 

ふつうの圧力が怖い

 

ちいたむです。

前回のブログから1ヶ月近くたってしまいました。

ここ1ヶ月はカラオケにふけりまくっていたので

まあしょうがないっちゃしょうがないですね。

 

うまくなったりとかレパートリーが増えてればいいんですけど

そういうわけでもなくて萎えてます。

とはいえ、歌えもしない歌を適当に入れて歌ったり

ガイドボーカルつけて何度も練習できたりするのは

家でカラオケできる強みですねぇ。

 

それはさておき、ここ最近とにかくいろんなタイミングで

「普通」に殺されそうになっています。

普通が怖くて怖くて仕方ないのです。

 

恐らくわたしがあまり普通ではないことは

すぐにばれているとは思うんです、ので、

おびえたり、自分を隠す必要はないと思ってます。

 

とはいえ、普通でないことを前面に出したり

異端ぶったりして仕事が円滑になるとも思わないので

できる限り没個性的で普通でありたいなと思うんですよ。

 

余計なことは話したくない。

好きなことはネットで言ってりゃいいし。

 

カラオケにいったら普通の歌うたえないんで

趣味はバレちゃいますけどね。

(今のところ機会がなさそうなのでその心配はいらないわ。)

 

いろんなことを話す度

あ~わたしって世間知らずだな、何も知らないな

みんながしてることなんもしてないなとか

そんなことを感じまくって勝手に傷つきまくったり

やるせなくなっています

 

別に彼氏がいなくたって楽しいことがたくさんある毎日過ごしてますけど

それじゃダメというか、そういう当たり前のイベントをクリアしてないと

会話にならない共同体にいるのマジできっついんですよ

 

わたしは人よりちょっと妄想が得意なので

それで補完できないこともないんですけどね

人よりずっとうそをつくのが下手なので

結局補完はできないんです

 

今まで結構自由な職場だったりとか

まあみんな恋愛体質~みたいなところにもいたりしたけど

それを強要されたりとかするわけじゃなかったの

 

でも今は、その感覚を持っていないと仕事にならなくて

マジで本当に詰んでいる

 

あ~~~~~~…

 

たとえるならば異国にいるような。

文化がまるで違うんです。

 

絵にかいたような生き方をしてきている人ばかりで

 

そういえば高校に入った時もそうだったかも

もちろん全員ではないんですが

田舎の金持ちがたくさんいるところだったので

み~んないい暮らしをにおわせてきて

文化の違いについていけなくてぐれました。

 

あのときは本当につらかった

自分の世界の中に誰一人わかってくれる人がいなくて

真面目に相談しても、教師はそれを理解ができないみたいで

あんなのが教師って本当に許せなくて

(そんなことはいつだかtumblrにかきました)

 

そのときと同じような気分を味わされているような

上手く息をできないみたいな感覚が続いている

 

仕事自体は楽しいしむかついたり×したいと思いながらも

なんとかやってるけれど

息ができないのは苦しい。

 

早く息したい。

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

ブタゴリラはなぜ自主的に店を手伝うのか?(キテレツ大百科121話考察)

 

ちいたむです。

昨晩キテレツ大百科レビュー100話まで書きましたが

フライングで121話について書かせてください。

 

121話は「参観日、小鳥がハイクを作ったよ!」という回。

何気に五七五になってますね。

 

***

 

授業参観は「国語」。

知っている俳句を挙げていく中、

ブタゴリラは「手を上げて 横断歩道を 渡ろうよ」と発表!

 

困ったブタゴリラの父ちゃんは、俳句の師匠として文鳥を買ってくる。

野菜の配達中お守を頼まれたキテレツたちは、

文鳥に獣類あやつり機でいたずらをする。

 

なんやかんやあって

「喋れる文鳥がいる八百屋」として店が大繁盛!

父ちゃん母ちゃんが客裁きに疲れて放心していたところ、文鳥が奪われてしまう。

ポストには、ペットショップの文鳥の価格と同じお金が入った貯金箱が入れられていた。

 

文鳥を盗んだのは小さな男の子。

文鳥がまだ小さいときから一生懸命お金をためて買おうとしていたところを

ブタゴリラの父ちゃんにタッチの差で買われてしまったとのことだった。

 

怒ったブタゴリラ文鳥を返すように要求するが、

男の子が鍵っ子と分かった途端、文鳥は「やるぜ」と言って帰ろうとする。

 

その後、戸惑うキテレツとコロ助を先に行かせて、

「おい、返すぜ」と貯金箱を渡すブタゴリラ

 

自分も小さい頃、父ちゃんと母ちゃんが仕事で構ってくれなかったのがさみしかったから…と。

 

そして、文鳥と男の子に心を刺激されたブタゴリラ

立派な俳句をつくって終了。

 

「母を待つ 子の手で遊ぶ 小鳥かな」

 

文鳥はほんとうに、ブタゴリラの俳句の師匠になったのでした…

 

 

***

 

 

とにかくイケメンなブタゴリラの回です。

いつだって情にはアツいブタゴリラですが、

素直に「キャー!!」って言えるイケメンさは、

今のところこれがはじめて。

 

小さい頃…八百八を手伝えなかった頃、

ブタゴリラはひとり寂しい思いをしていたのでしょう。

 

そんな自分に文鳥がいたら、どうだったか。

あの一瞬で想像して譲り渡せるの、かっこよすぎる。

 

今の自分はもう5年生で配達の手伝いもできて、

父ちゃんと母ちゃんと一緒に仕事ができるから、寂しくないから

文鳥は必要ないと…

 

「父ちゃんと母ちゃんがいない悲しみ」を知っているからこその

決断だったと思います。

 

 

さて、タイトルに戻りますが。

ブタゴリラは超自主的に八百八を手伝っております(アニメ版)。

 

「八百八を継ぎたい!」という夢があるとはいえ、

その夢のために、わざわざ小学生のころから働く必要はないでしょう。

それでもしっかりと勤め上げるのは、寂しかったからなんじゃないかなと。

 

自分も父ちゃんと母ちゃんの、「八百八」の一員であると誇示するために

お手伝いをしていたんじゃないでしょうか。

 

強くて能天気で自由気ままに生きているようなブタゴリラにも

こういう弱みというか、人間らしさがあるとものすごくリアルだし、

自分の中でのブタゴリラのキャラクターとしての奥行が出てきました。

 

キテレツ大百科」はわたしにとって理想の宝庫だから

その理想を形作る人々にもちゃんと現実味があるとなんだかうれしい。

 

トンガリはママと共依存だし、みよ子はママにネグレクトされてる疑惑あるし

キテレツ以外は割と人間味が強かったりするかもしれないね。

 

まだまだ考察しがいのあるキテレツ大百科くん。

何度でも見返したい作品です。

 

この回はブタゴリラ推しじゃなくてもめっちゃキュンとくるので

ぜひいろんな方に見てほしいなぁと思います。

 

割と考察してなくて、話の要約みたいになっちゃいましたが

手がクソ冷たすぎてもうキーボード打てないので

ここらで終わらせていただきたいと思います。

 

それでは。